2012年度 長野県民医連 医師総会

12月8日(土)〜9日(日)2日間  長野県民医連 医師総会を開催いたしました。

長野県民医連での医師養成に関して病院での取り組み・研修改善今後の対策などを大いに議論いたしました。

開会あいさつでは

熊谷会長より長野県民医連として最大の課題は医師養成、

今回は大いに議論して全体で考え、

模索して行ってほしいことを訴え医師総会がはじまりました。




















今回、記念講演といたしまして

千鳥橋病院で研修委員長、全日本民医連で医学生委員長を務めた山本一視先生をお招きして

「医師養成を成功させるためには」と題しまして、

千鳥橋病院での取り組みについてお話していただき医師確保・後継者対策について

研修医をどのような形で育て民医連の医療を伝えて感じてもらい学んでいくのか考えさせられました。

長野県民医連としての医師養成をいかに成功させ担い手後継者を育てていくか問題意識を医師、事務全体で考えさせられ

ました。















報告(提案)では、

新しく導入されるTVカンファレンスシステムの導入について報告を受け、長野県民医連全院所を巻き込んでのカンファレ

ンス、研修教育のためのカンファレンスの活用など長野県民医連全体での取り組みの強化について報告され

長野中央病院での4西病棟開設(研修病棟)では、総合診療的な研修も含み専門性も後退させない研修スタイル、研修医の集

団化を意識した取り組みについて報告

上伊那生協病院清水先生より病院総合医研究会の取り組みも報告され総合診療・専門の技術研修を経験し、3つの地域(松

本・諏訪・上伊那)で研修することにより地域医療の観点が育成されることを報告されました。

今回の報告を受け、いかに後期研修へ残すかが課題になることが課題に挙げられました。






出向研修報告では、戻られた長野中央病院整形外科の水谷先生から出向研修での経験を報告されました。






また、毎年2年目の研修医には「心に残った患者・研修改善の提言」について毎年報告していただきます。
今年は3名の研修医に発表していただきました。
1症例づつ報告を受けその患者さんから学んだ経験したことを発表していただき、研修改善についてはそれぞれの先生がお話されたことを受け止めて今後の研修について研修医の先生方の課題を受け止め模索していくことが必要になってくるかと思います。




また、医学生の皆様にも参加していただき一緒になって良い研修、良い医師像を考えていただき、学んでいただきました。








今回の医師総会では医師を初め全体が問題意識が高まってきたと感じられ、研修から医師養成までいかに全体で考えていかなければならないこと、病院全体、他科との連携、多職種との連携を巻き込んでの医師養成、医師集団の変化・病院の変化が必要になってくるのではないでしょうか
長野県民医連として明日への未来に皆さんで頑張っていきましょう。









毎年恒例、交流会時での様子。 長野県民医連 各院所法人自己紹介



ふせや