臨床研修病院の長野中央病院では
現在、中国にある重慶医科大学4年生の学生(千葉県出身の日本女性)が病院実習に来ています。

9月は当院の1年目研修医が導入期研修を行う総合内科病棟で診療部長近藤先生の指導の元、実習を行いました。外来・カンファレンス・病棟・透析・往診など1ヶ月みっちり実習を行いました。

先日、ドキドキの初ケースカンファレンスを行いました。


毎週行われる医局会議終了後に行われたケースカンファレンス、

会議も終わりに近づく頃には学生さんも「どうしよう(××)どうしよう(××)」と緊張がピークを迎え、ドキドキドキドキドキドキドキドキしていたのです。
が・・・
いざ発表が始まると・・・アレ?アレアレ??
こちらの心配をよそにスラスラと話し始め、受け持った患者さんの病状・生活背景を分析し、中国での糖尿病治療(どんな漢方薬が使われているかなど)、中国の医療事情を時に中国語を交えながら、無事発表を終えました。

発表後は、
糖尿病の症例という事で、日本糖尿病学会専門医・学術評議委員の望月先生からも糖尿病の知識、数値、病状に関しての指導があり、循環器内科の山本院長からも漢方薬についての助言があり、若手の先生達からは応援の声があり。学生だから、という壁も線引きもなく、みんな真剣に聞いて、真剣にアドバイスしてくれる、やっぱり長野中央病院の医局っていいな。って思いました。


     




学生さんは緊張が解けた事で疲労がみえたけれど、大勢の先生の前で発表した事で自信につながり、次回に向けて自分への課題がみえた様子でした。



ではでは最後に〜!!!
学生さんの感想を!!!
今回、発表会を振り返って一番に感じたのは、医局の事務スタッフの方々、先生方の懐の深さでしたね。
正直言って、前日は緊張しました。1週間前からそのことが頭から離れられなかったくらいです。
準備を終えて、医局会議の本題が終わり、自分の番が来たときは、正直言って逃げ出したくなったのですが、ここまで、お力を貸してくれた皆さんのために、泣く泣く踏みとどまりました。今となっては、踏みとどまってよかったと心から思いますが。
実際発表を終えて、院長先生はじめ皆さんから暖かな励まし、貴重なご指摘を頂き、胸が熱くなりました。これからもよろしくお願いいたします。




今月は小児科で実習を行っています。来月はどんなカンファレンスになるのか楽しみです。