医師総会

学生担当 川北です
昨日から今日まで二日間、長野県民医連医師総会が行なわれました。
長野県民医連の医師が一同に会し、研修報告や普段の医療活動交流などを行ないました。
1日目は
・講演会「キューバの医療事情」講師:吉田太郎
・専門研修報告
産婦人科 井吹ゆき医師
 前橋協立病院、信州大学長野市民病院、松代総合病院、佐久総合病院、北信総合病院
○循環器内科 牧内雅信医師
 豊橋ハートセンター
○心臓血管外科 松村祐医師
 国立循環器病センター
○消化器内科 松村真生子医師
 京都民医連第二中央病院
 大阪成人病センター ほか


専門研修に関して、それぞれの報告を聞いて印象的だったのは、様々なところへ研修へ出ていますが、専門研修に出てみて、「あらためて長野県民医連の良さ(専門を追求しながらも総合的に診る事ができる)を実感した。」ということをみんなが言っていた事です。

2日目は
・二年目研修医による初期研修報告
・各病院での医療活動の報告
でした。
初期研修報告では3名の研修医より、「心に残った患者さん」を一人上げ印象的なエピソードとその人(症例)から学んだこと、「研修報告&改善点」をそれぞれ発表がされました。またこれまでの研修を振り返って改善した方がいいと思う点を率直に挙げて議論しました。研修委員会の場でもそれはもちろん行なわれるのですが、医師全体が集まる場でも研修医より問題提起を行い、研修を全体の問題として捉えるようにしています。こういう全体の場で研修医が忌憚のない意見を出せる雰囲気というのはいいもんだな、と思いました。

医療活動報告は以下の6名の医師からでした。
長野中央病院
   産婦人科開設」井吹ゆき医師
   「病診連携の取り組み」山本博昭医師
○上伊那生協病院
   「回復期リハの取り組み」大石美行医師
○松本協立病院
   「塵肺の取り組み」折井恭子医師
○諏訪共立在宅療養支援診療所
   「在宅診療所開設」木下真理子医師
○健和会病院
   「循環器医療の取り組み」牧内雅信医師

各病院や診療所では、新たな取り組み、昔から地道に取り組んでいること、など本当に多彩な医療活動が行なわれているということをあらためて感じた1日でした。

※研修の中身や病院・診療所の取組みについて詳しく知りたい方はigakusei@n-mr.comまでご連絡下さい。