消化器内科の田代です.
1年ぶりに長野に戻ってみると,消化器チームが6人の大所帯(?)に!
これで長野一番の消化器チームをつくろうというのがボスの考え.また長野中央病院消化器内科では,消化器以外の合併症をもった患者さんに対しての内科医としての力量も問われます.
地域の患者さんから最も信頼される消化器科の一員を目指して日々努力してます.

ESDは松本でフラッシュナイフで訓練しました.
長野ではIT knifeでやっています.
押すと引くの違いですが,はじめのマーキングの設定,局注のうつ位置などはじめの段階からも強調されることが違うようです.
切ったあとは術者が標本の固定,切り出し,mappingをして,カンファレンスにかけ,厳しい突っ込みにさらされます.

当科は,厳しい,厳しい科ですが,向上心を持ち続けられれば,大きく成長していける科です.

注)ESD Endoscopic submucosal dissection: 消化管粘膜癌を内視鏡的に切除する技術.癌の下の粘膜下層をメスで切って癌を一括切除する.急速に普及してきているが,研修できる施設は非常に限られている.