長野市医師会囲碁大会

2010/4/10恒例の長野医師会の囲碁大会が開かれ、長野中央病院から望月先生と私中野が参加しました。
毎月やられている長野医師会の囲碁クラブの一年に一回の大会です。
豪華商品付き、優勝トロフィー有りで、午後2時から9時半までみっちり、11名の参加で、囲碁に楽しみました。
私が最初に参加したときには、医師会のお歴々の先生に囲まれ、常連の先生には高段者も居り緊張で手が震え、ボーっとして何を打っているのか解らぬ状態になったものでした。
3回目の参加となり、少し落ち着いてハンデイー戦なので下手の私にも勝つチャンスがあると頑張って打ちました。
何とか3勝を上げ、最後の7段のA先生との試合の結果で優勝者がきまることになり、4目のハンデイーをもらって最終試合が始まりました。

4目というのは凄いハンデイーです、
反対の立場であれば勝つ気がしないところですが、試合が進むにしたがってどんどん不利な手を打たされて、
ギャラリーは「A先生が40目位勝っている」と私の負けを確信していました。
しかしそこに上手の見落としが一点あるのを見つけました。
気が付かれない様にあさっての方を読んでいる振りをして、ビシッと打ち込みました。
オーッという歓声。
A先生はさっぱりと負けを認め、これで何年かぶりに、トロフィーを家に持ち帰らなくてすみますとおっしゃられました。
優勝というのは私の人生で初めてのこと。
ハンデイー戦といってもとても嬉しかったし、上手の強さを再確認し、もっともっと強くなりたいという意欲を感じた大会でした。
囲碁のできる医局員を熱烈歓迎していることをつけ加えて、お便りとします。
 


                            長野中央病院リハビリテーション科中野友貴記