先日の6/29に、病院の有志が企画して、「沖縄基地問題を考える学習会」を行いました。
講師にS大学の医学部2年生で沖縄出身のHさんを迎え、沖縄基地問題を肌で感じてきた生の声を聞きました。

その話を聞いて自分は、大学医学生の頃仲良くさせてもらっていた同級生で、当時まだ琉球大学がなかったころの沖縄出身で「国費留学生」の友人のことを思い出しました。彼は、沖縄のことを一切話しませんでした。
そのことが当時とても不思議で不思議でなりませんでした。

今回のこの学習会の中で初めて「話せなかった」
「沖縄のことは口外することを禁じられていた」
ということを知り、20数年前の疑問が一気に解消されて、「目から鱗が落ちる」心境でした。

彼の話は、現地の人でないと分からないこと〔例えば沖縄の経済効果の話〕が上手にリアルに話されて、とにかく感動しましたし、参加してよかったと思いました。

健和会病院 外科 本田晴康