新しい命!?


「えっ!?」
「子どもが出来たの?」と叫ぶ自分。
妻の具合が悪くなり吐き気が起きてきたのが今から2ヶ月前。
気分が今までと違う感じだったと言う。
病院の外来に行き、看護師に「心当たりある?」「はい。」
検査の結果2週間と判明。
その後、町の産婦人科に赴き超音波で確認
4週目、
医師は「まだ小さくて見えないな〜。」「1ヵ月後にまた診察ね」
エコーをもらってきたがまだまだ小さくてわからなかった。
1ヶ月後、
出血などの症状はなかったが具合が悪く食べ物を食べても気持ちが悪くすく吐き出していた日々が1ヵ月も続いた。
少しおかしいんじゃないか?と思った。

医師は「ん、んっ!?」「大きくなっていないな」「これは、稽留流産かも?」

稽留流産とは

胎児の発育が停止したものの、腹痛や出血などのいわゆる流産徴候が全くないままに2週間以上経過してしまう場合を稽留流産といいます。切迫流産とは違い、治療しても妊娠を継続することは不可能な状態ですから、人工的に掻爬を行わなければならない。妊娠6、7週に起こりやすいのが特徴

「赤ちゃんの心拍が確認できませんでした。残念です。」
唖然とした。
「流産は流産する確率は全妊娠のうちの約10〜15%であると言われています決して流産自体は珍しいものではありません」と言われた。


がいざ目の前で経験すると胸が苦しくなった。妻は泣いていた。自分はグッとこらえた・・・。妻の方はきっとショックが大きすぎて受け入れることができ無かったと思う。

「命は大切だけど、この子は自分が病気だと感じて生まれてこなかったんだよ、だから泣かないで、笑って、きっといつかまた・・。」
(ふせや)