「月明かりの下で〜ある定時制の高校の記憶〜」上映会 (岡谷市)



















先日上映会が岡谷市でおこなわれました。
「月明かりの下で〜ある定時制高校の記憶〜」 この映画の監督太田直子さんは、2007年7月23日〜8月13日まで毎週月曜日に日本テレビ系列で放送された「テージセー〜1461日の記憶〜」の取材映像のをもとに再構成し、追加取材を獲て経て制作されたドキュメンタリー映画です。
埼玉県立浦和商業高等学校定時制に通う生徒達と教師の4年間(2002年〜2006年)を撮影したもで、1461日間という長期密着取材を敢行しました。長期の取材によりその対象である生徒たちは、カメラを意識することがなくなりありのままの自然な姿、本来の学校生活のドキュメンタリーが映し出されていました。


内容は、
働く若者たちの学びの場であり、学校に行けなくなった若者たちの再出発の場でもある夜間定時制高校を題材にしたドキュメンタリー。全校生徒120人足らずの埼玉県立浦和商業高校定時制のクラスを舞台に、生徒たちが入学してから卒業するまでの4年間を追う。
1学年1クラス、全校生徒120人の埼玉県立浦和商業高校定時制のあるクラス。そこには、派手なメイクで身を固め、教師にさまざまな暴言を吐く生徒や家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒がいた。また、明るい笑顔が魅力のある生徒は自傷行為を繰り返す。そんな生徒たちにとって、学校は大家族のような存在だったが……




この映画に出てくる担任の教師は、生徒がどんな派手な服装、生活態度、言葉使い(タメ口)をしようがけして怒鳴ったり、教師の目線で見ない。多くの生徒は中学時代、高校時代不登校になったり、家庭の事情で傷ついたり、家庭の問題を抱えたり、心に障害を持っている生徒達が自分の「居場所」を求め、さがしてくる。「学校」という「居場所」

そこには多くの仲間がいる。相談に乗ってくれる仲間がいる。一緒に笑ってくれる、一緒に泣いてくれる仲間がいる。


そんな心温まるドキュメンタリー映画です。

 「月明かりの下で」 http://tsuki-akari.com/