新春・飯田医系学生交流会

飯田から、明けましておめでとうございます。
学生担当の牧内です。
飯田健和会病院では毎年、新年に地元出身の医学生看護学生、利用技術系の学生たちがが集まり、地域医療を考える新年会?を開いています。
今年もテーマは、
飯伊地区の医療はどうなってしまうのか?」
「いい研修とはどんな研修か?」
でした。
前半は、熊谷嘉隆理事長・牛山院長からの「医療の現状」に対する問題提起がなされました。
続いて後半は、医学生看護学生、リハ学生に分かれて分科会を行いました。

医学生は、「医師の研修とはどういったものなのか」
和田浩研修委員長から、経験談も踏まえた民医連の研修の姿勢が話されました。
また、長野中央病院「管理型臨床研修指定病院」の研修委員長の番場誉医師から、具体的に内容に踏み込んだ話もされました。
その後は低学年と高学年に分かれて班別討論をしました。

看護学生・リハ学生の分科会は、「笑って死ねる病院」のビデオをみました。
全国の民医連院所で行われている、「患者に寄り添った医療活動」に感動しました。
健和会病院でも、昨年、末期患者さんの自宅へ帰りたいとする願いに応える事例があり、その発表もありました。

その後は交流会。
半分は高校の医療系同窓会みたいな感じもありました。
例年のごとく鍋を囲んでの話が盛り上がり、とても楽しい時間を過ごしました。
交流する中で、同じ医学部でも授業のテンポや内容がずいぶん違うことに驚いたとの声もありました。

感想文から
○毎年参加していますが、こういった飯田出身者同士の交流会はとても大切だと思います。飯田の医療への責任感がわいてきます。
○民医連の考える医療の壮大さに驚かされました。医学=医療ではない。人の優しさだとか、人権を守る視点の大切さだとか。学校では学べない部分をしっかり学習しないといい医師にはなれないと感じました。
長野中央病院の研修が、どういう視点が貫かれているかよくわかった。高学年になり、研修課題に興味があったのでタイムリーだった

今年もよろしくお願います。