飯田 健和会より 

飯田より、健和会病院の学生担当 牧内がお伝えします。



先日1/22 健和会病院にて、「第5回学術運動交流集会」が開催され、130名の職員が参加しました。



↑実行委員長の牧内雅信医師です。



今回のテーマは、「若手職員の発信による介護保険の改善提案」でした。
健和会病院の関連施設としていくつかの介護事業所があります。

老人保健施設 はやしの杜」
特別養護老人ホーム ゆいの里」
養護老人ホーム ハートヒル川路」
「健和会デイサービスセンター」

などなどです。

今回は、ここで働く青年職員が、介護というすばらしい仕事を誇りに頑張る一方で、介護制度の劣悪さを問題提起としてまとめました。

その中からいくつかご紹介します。


★男性の職員が「僕結婚します」といって介護現場を離職していきます。・・・家族を養える賃金がないために。

この背景には、「介護保険」の報酬があまりにも安く、介護現場で働く職員の低賃金は社会問題化しています。
・・・まさに低社会保障政策の被害にあっています。


療養病棟が相次いで閉鎖していくなかで、介護施設には、ものすごい沢山の入所申し込みに・・・「すみません。春までいっぱいで受けれないんです」と言うしかない相談員の切なさ。
・・・特養に入りたくて待っている人は、飯田で800人以上います。


★デイサービスは回数収入(出来高)→月額収入になったので、一ヶ月が5週あっても4回までに制限している介護事業所が続出しています。ほんとひどい話ですね。


などなど、沢山の事例を持ち寄り、様々な切り口から介護保険の改善を求める声をまとめました。

聞いていた私達も、若手職員の熱い思いに圧倒されました。感激でした。