高校生がやってきた!

こんにちは。諏訪共立病院の木下です。
高校がお休みになるこの時期、当院では高校生さんの「一日職場体験」というのをやっております。
これまで、看護師さんや薬剤師さんの応募がたくさんある中、「医師」は少なく、さみしい思いをしていましたが、
昨年あたりから徐々に増え始め、3月の第2週は5名も!!!!!しかも、全員女子!なんか、うれしい。
それぞれの医師が、病棟での仕事や検査など、付き添って一緒にやってもらっています。
私は、もちろん、往診♪


(往診、行ってきますっ)

外で働く医師の姿をしっかり見てもらって、「医師」という職業のイメージを広げてもらえたらいいなあと思っています。
一方で、将来、医師を志望しているぴちぴちの若い人たちがそこにいるだけで、患者さんも介護者さんもそれはそれはうれしい顔になります。
なんとなく、いつもより元気そう。

「頑張っていいお医者さんになってね」
「将来は地元に帰ってきてね。私たちもお世話になるから。」と、皆さんありがたいエールを送ってくれました。

移動の車中で、あるいは、実習が終わってお茶を飲みながら、色んな話をするのですが、どの学生さんも意志や考えがしっかりしていてびっくりします。
私が高校生の頃、特にまだ受験勉強に突入していない1.2年生の頃など、将来のことなんかこんなに真剣に考えてなかったなあ。
毎日、いかに学校で楽しく過ごすかだけを考えてた気がします。
今から目標がしっかり定まっていれば、きっと医学部合格も間違いないでしょう。
高校生のうちにしかできない楽しいこともイッパイやりながら、夢に向かって大いにがんばってほしいです。





彼女たちのお母さんの年齢を聞いてみたら、私とまったく同世代。若干凹みましたわ。
そりゃそうだ。15・6歳ですもんね、高校生さん。
私は結婚はしてるけど子どもがいないのであまりぴんと来ていなかったですが、普通はこんなに大きな子どもがいてもおかしくないんだなあと。
もうちょっと、大人としてしっかりしなくちゃいけないなあと反省しました。

でも、感想文に、「木下先生のような明るいかっこいい女医さんになりたいです。」などと書かれていて、にんまり。反省などどこへやら。
これだけでしばらく元気に働けそうです。
最近の高校生さんは、こういうところもそつがないですわw