高校生一日体験。

上伊那生協病院では、23日から30日までの約一週間、「春の高校生一日体験」を行いました。
診療所から病院になり丸3年、ようやく医師希望の高校生が体験に参加してくれるようになりました。

今回はナント、医師希望学生6人参加〜〜〜〜〜!!!
上伊那生協病院始まって以来の参加数!!
それに応えるべく、内容も頑張りました。(頑張り過ぎた感もアリ・・・?)



3人ずつグループに分け、少しずつ違った体験を盛り込みました。
病棟回診の見学、食事介助、




血圧測定や車椅子体験などの看護模擬体験、外来診察見学、往診見学


患者さんに了解が得られ実際のGF検査を見学できました。
その他救急蘇生模擬、CT造影見学、病院の成り立ちや理念の話・・・


清水Dr.による救急蘇生模擬実演では、チーム連携の手際よさに拍手まで起こりました。
どの体験も高校生にとっては初めてで、かなり新鮮だったようです。


今の若い子はおとなしいですね。
緊張してしまうのか、患者さんや医師を前にするととても静かになってしまう。
でも、学生だけになるとポツリポツリと疑問が出たり、という感じ。
これからいろいろ経験して、度胸をつけていってほしいと思います。


医師を希望したきっかけをアンケートをみると
命を守る仕事だからとか、地域に貢献したいとか、
高校生ながら、しっかりした思いが書かれています。

直接話をして、いろいろ突っ込んで聞いてみると、
「実は○○の漫画やドラマをみて、スゴクかっこよかったんですよ☆」
なんて高校生らしい元気な様子に、ちょっと安心したりして。


きっかけはともあれ「人の役にたちたい」という
純粋な気持ちを大切に持ち続けてほしいと思います。
そしてその思いを育てるのも、私たち医療機関の役割だと感じました。