かわいい高校生2人

3月30日春休み中の高校生2人が、「1日医師体験」の中で小児科を見学しました。

朝から一生懸命自転車をこいでやってきた彼女は、見覚えがあると思っていたら我が小児科の患者さんでした。
月曜日の午前中で、落ち着かない外来でしたが、いつも以上に保護者への説明に時間をとってみました
(時間内に彼女たちに説明する時間はなさそうだったので)。
生後20日の赤ちゃんの、ふにゃふにゃの大泉門にさわってびっくりしたり、怒って私をぶったりけっ飛ばしたり、
つばを吐く子どもを見たり。
また鼻にビーズを詰め込んでしまった子どもに、看護師さんが優しく鼻をかむ方法を教える現場を見て大笑いしたり
(これでピューッと、飛び出しました)私たちにとってもおもしろい一日でした。
小児科は子どもを診るだけのところではなく、家族全体とつきあうところであり、それが面白いのだということを理解していただけたものと思われます。
毎日では疲れるけれど、たまにこのような新鮮な見学者がいることはいいことですね。

諏訪共立病院 小児科 市川かおる