医学科受験模擬面接

上伊那郡箕輪町にある上伊那医療生協病院で、医学部医学科を受験する地元高校生を対象にした模擬面接を行い、12人の高校生が参加しました。
高校生たちは、こわばった表情で面接室に入室。「医師になりたいと思った理由は?」「自分の長所と短所は?」など、医師を中心とした面接官の質問に精一杯答えていました。


面接を終えた生徒は「思っていることが全然言えませんでした〜」「初めての面接で緊張しました」などと話していました。

面接終了後は一旦退室してからすぐに、面接官が面接時の姿勢や、答えた内容についてアドバイスしました。

全員の面接が終了したところで、面接官になった清水・大石・今井医師が高校生と懇談。

高校生からの質問に答えながら、医師は人の役に立つ仕事であると同時に、技術をもって病気を治すことのおもしろみや、人間相手でドラマもある、などと医師のやりがいについても語りました。

民医連加盟病院の医療活動が取り上げられた書籍『笑って死ねる病院』と、「願いをかなえる」という縁起があるJR飯田線「鼎(かなえ)駅」の乗車券が高校生にプレゼントされました。


清水院長は「たくさんの地元の高校生が医学部を受験しようとしてくれて嬉しいです。
面接をしていても、医師になりたいという気持ちが強く伝わってきて頼もしく思いました。
当院では医学科受験生を対象にした模擬面接ははじめてですが、今後も地元出身の医師を多く生み出すような活動をしていきたい」と話しています。


酒井配信