味も見た目も食べやすさも追求 

高齢化に伴って病院や介護施設で需要が拡大している中、介護食品の食品会社が規格されている商品が増えているそうです。(2011.1.27朝日新聞より)
特に「ユニバーサルデザインフード」と言われる規格の商品が見栄えや味に工夫を凝らして介護食を提供しようと知恵を絞っています。
ユニバーサルデザインフードとは

噛む力や飲み込む力が比較的弱い人向けの介護用食品に付けられた名前で、2002年4月に日本介護食品協議会が設立し食品会社、計45社(平成22年9月現在)が集まり、メーカー団体が自主規格を作成し、これまで各社まちまちだった軟らかさや形状の区分表示も統一された。軟らかさや滑らかさによって、「容易に噛める」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「噛まなくてよい」の4段階と「とろみ調整食品」に製品を区分している。レトルト食品・冷凍食品・電子レンジ用食品の介護食品

「美味しく食べたい」という願いに応えるべく、、美味しさ・食べやすさ・使いやすさというものを追求し衛生上・安全性は当然のことながら重視していると思います。介護されている家族には便利で必要な商品となっていくでしょう。「今後日本は高齢化が進んでいき商品は増えていくだろう」と介護食品協議会の会長は述べていました。
ただ、国の政策、社会保障が削られ生活の困難な人々が増加しています。介護疲れや、老老世帯の高齢者家族が少しでも介護対策に向けての政策を取り組むべきだと感じ、食の安全な提供、医療の安全な提供を重視していかなければ。
(ふせや)